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サンタクロースの消滅と「しかけ」の話

この記事は、『アカツキ人事がハートドリブンに書く Advent Calendar 2019』 の 12日目の記事です。
 前回はhanaさんの、「採用活動の舞台裏」でした。

#「しかけ」の話がしたい

何年生だかは曖昧だが、私は小学生だった。
自分の中で、いよいよもってサンタクロースと世の中の道理の辻褄が合わなくなってきた頃、私は「今年はサンタクロースという機能が枕元にプレゼントを置くところを確認してから、寝るのだ」と心に決めていた。

就寝の段になって母にその旨を伝えたところ、いたく反対された。そりゃそうだ。
しばらく母との議論は平行線を辿ったのだが、仲裁に入った兄が「妹がかわいそうだ」と泣き出したところで、だんだん面倒になった。(私の兄は、私の兄の割に情に厚く涙もろいのだ。)
そして私が提示した、「小学校で配られた防犯アラームを自室の扉が開いたら鳴る”しかけ”を取り付け就寝すること」を妥協案としてコトは決着した。
12月24日。

これが私が「しかけ」と言って思い出す最初の記憶だ。

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#働き方改革はじまる

2019年4月から「働き改革の一環」として、労働時間の上限が法律で規制され始めた。

私が経営人事企画を担当していたアカツキの子会社、アカツキライブエンターテインメント(以下ALE)では、横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビル”アソビル”がグランドオープンしたばかり。
「店舗商売はマラソン」とはよく言ったもので、オープン前の怒涛アドレナリンのお祭準備とは打って変わって、毎日毎日の営業を丁寧に、一人一人のお客様に体験を届けては、改善してく。まさに長距離マラソンの期間に入り、現場では長時間労働による疲弊が散見された。

店舗は毎日ご機嫌に営業し、かつ長距離マラソンに耐えうる労働状態を実現しなければならない。

私は前職で求人媒体の品質管理に携わっていたため、「労務の法律は労働者を守るものであり、決して押し付けられるルールではない。」という想いがある。法律で規制されたから会社として従うための周知ではなく、正しい知識を身につけ、当事者としてお互いに助け合えるものにしたかった。

現場の運営モチベーションと皆の健康を守る環境を両立させるためには、資料作成と広報だけでなく、何か「しかけ」が必要だった。

#「しかけ」は2つ

・参加してる感
・施策運営側の顔が見える

やったことは「全社一斉労務マスターテスト」。9割で合格。合格するまでやる。
一度テスト問題を作ってみて「これはつまらん」となった。テストに合格することが目的ではなく、記憶に残ることが目的だ。そしてここはエンタメ企業である。終わった後に日常の中で皆が共通言語が残るようなストーリーと場をつくらなければ。

・参加してる感
組織ごとの合格率がリアルタイムグラフで見られるようにした。自分の組織の誰が合格していないかも一覧になっている。
自分が受験して合格すると、自組織のピンク色のグラフが一目盛り伸びて、名簿に「合格」とつく。これがちょっと嬉しいのだ。

・施策運営側の顔が見える
運営しているALE人事企画の私は人間である。無視されたら悲しいし、反応してくれると嬉しい。その事がわかっていて、無視する人はALEには多分いない。であれば、「人間の私がやっていますよ」と言い続ければ良いのだ。
初日から受験してくれた人が多く嬉しかった事、テストが面白かったと言ってくれた人がいて嬉しかった事、毎日合格率のグラフと一緒にslackに投稿した。
私は人間ですよー。皆が一緒にやってくれて嬉しいですよー。

徐々に各組織が合格率100%に近づいて行く中、励まし合いが始まった。
先輩が未合格の若手を励ます。組織長以外が全員合格している組織のメンバーたちが組織長を励ます。打ち合わせ前に「今ここで受験してください」と捕まえる。
皆が運営に参加してくれているような、自主的な推進が起きた。

#アカツキライブエンターテインメントは、紛う事なきライブエンタメ企業である

「しかけ」たからと言って、必ずしもその「しかけ」が機能するわけでは、残念ながらない。
「しかけ」と言うと、提供者の一方的な傲慢さに見えるかもしれないが、ちゃんとのってくれる人がいて初めて「しかけ」は成立する。
また、施策はライブだ。予期しないこと・うまく事が進まない事も起きる。その瞬間・瞬間を掴んで、臨機応変に進めていく。
「しかけ」る側はその人と場を信じるのだ。

親会社アカツキと合同のイベントなどで各社が集まると、ALEの皆はちょっと目立つ。明らかに"ウェイウェイ"している集団がいたら、ウチだ。そして当たり前だけど、一人一人と話して顔が見えると、皆「いいやつ」なのだ。ちょっと盛り上がるのが得意な、素直な若者たちだったりする。
そんな彼らは、普段エンターテイナーとしてサービスを提供している。そして、のる側としても一流だ。やるならば全力で楽しんでくれる。それが施策を出す側としては、とてもありがたい。

いつもいつも施策に付き合ってくれて、楽しんでくれようとしてくれて、そのノリにいつも助けられて仕事しているなと感じるシーンは多い。
本当にありがとうと思う。
(ALEに来てからその辺でタムロしている若者見ても親しみを感じるようになってしまった。)

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#サンタクロースの消滅

小学生の私の「しかけ」は、失敗に終わった。
サンタクロースは来なかったのだ。
私の"しかけ"を知っている人間が、回避して来た。

翌朝、「きっともうこの世に謎は無いな」と思いながら自室の前のベランダに置かれたプレゼントを凍える手で回収した、苦い思い出である。


アドベントってなんだ
社内をふらふらしていたら「アドベントやりませんか!?」と声をかけてくれて、よくわからぬまま安請け合いをしました。
そもそもアドベントってなんだろう?
イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことなんですって。語源を同じくするのがAdventure(アドベンチャー)。静かに降誕を待ち望むイメージとはかけ離れてるんじゃ?と思いきや「予期せぬ出来事」的な意味合いでの根を持つとのこと。なるほど。
このアカツキ人事アドベントカレンダーの皆の記事や、専用slackチャンネルのやり取り。その熱量たるや、何か予期せぬ出来事が出現しそうな感じで、ぴったりだな。そして、その発起人の小能さん達はやっぱり魔法使いなんだな。と改めて思いました。
誘ってくれてありがとう。
ebata

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