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出勤0日。だけど「オンラインでよかった!」と言ってもらえた新入社員研修-後編-

みなさまこんにちは!アカツキの人事・広報部の小原(こはら)と申します。現在、人材育成を担うチーム「Bloom」に所属しています。こちらは【出勤0日。だけど「オンラインでよかった!」と言ってもらえた新入社員研修 - 前編-】に続く後編になります。実際にどんな研修を行ったのかをお伝えします。

開始2日前のオンライン化決定。研修テーマ“Limitless”がリアルに自分へ降りかかってきた!

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今年の新入社員研修は全てリモートで、5月末までの約2ヶ月間、3部構成で実施しています。3部とも人事と現場の育成担当がタッグを組んで設計し、前の研修で身につけたことが次の研修につながり活きるようなPDCAサイクルを意識してつくっています。中でも一番最初の基礎研修にフォーカスしてお話します。

「基礎研修」はその名の通り、新入社員が社会人として、そしてアカツキのメンバーとして、いわば初期装備を身につけることを目的とし設計しています。新入社員が入社して初めてふれるものなので、前年の基礎研修が終わったタイミングから振り返りを始め、検討を重ねています。そうして1年間かけて改編、刷新、もしくはブラッシュアップを経て、次年度の中身を詰めていきます。


粛々と進めてきた準備も佳境を迎えていた2020年3月30日。社会全体がコロナ禍にあり、アカツキの入社式と新入社員研修をどうする?という判断を私たち迎える側も迫られていました。最終的に新入社員や私たち働くメンバーの命を最優先に、オンラインでの実施という判断になりました。

そのようなわけで、全面オンラインの研修実施が決定したのは、スタートまで2日!というタイミングでした
すぐに前を向けたのかというと嘘になります。前年の研修が終わってから約1年をかけて創ってきたプログラムが、いざ始まろうとする2日前に変更を余儀なくされる...この現実には凹みましたが、新入社員を不安にさせるわけにはいきません。

研修テーマは“Limitless” . 自分に限界を作らず挑戦しよう

そんなときにハッと思い出したのが、今年の研修テーマ “Limitless”という言葉でした。「社会人1年目こそ、自分自身に限界を作らずに思いっきり挑戦してほしい」そんな想いから設定したテーマでしたが、図らずもこのテーマを体現する最初のターンが私自身にやってきたのです。言霊ってやっぱりあるんだな、なんて感じつつ、オンライン実施に合わせた研修の再設計に取り掛かりました。

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オンラインでも研修の「濃度」は下げない

オンライン実施に合わせた研修を再設計する上で大切にしたことは「研修内容の濃度を下げない」ことです。オンラインに向かないと思うコンテンツは、無理にオンライン化を目指すのではなく思い切って延期し、効果が薄まった状態で新入社員に届けることのないように気をつけました。
そこで、空いた時間には
①自分とアカツキそれぞれの価値観を重ねてみる機会
②同期同士が相互理解を深める機会
③先輩との接点を持てる機会 
をあてました。

主な研修コンテンツをご紹介します。
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内省力 研修:アカツキではよく「インサイド・アウトで考えよう」という言葉を使います。「インサイド・アウト」とは、アカツキが原理原則として大切にしている著作「7つの習慣」(著:スティーブン・R・コヴィー )の冒頭に出てくる考え方で、自分自身の内面を見つめ、そこからものごとを考え始めるということです。この原則をより深く理解し、実践できるようになることを目的としているのが「内省力研修」です。
人間は誰しも独自のフィルター=ものの見方を通して、現実を認知しています。このフィルターを自覚できるようになると、例えば少し反応的になってしまう出来事や人が現れたとしても、他責にせず、立ち止まり、「自分の内側に何があるから、自分は反応的になっているのだろうか」と内省できるのではないか。つまり「インサイド・アウト」でものごとを考えられるようになるのではないか、そんな思いから、昨年より新入社員研修に導入しています。(詳しくはこちらの記事を参照ください)

今年は講師に合同会社CCCより由佐美加子さんと河本伸也さんを招き、新入社員たちにはワークと講師のお2人との対話を通して、自分のフィルターにじっくり目を向けてもらいました。結果は、現場に出てからより感じるのではと思っていますが、すでに「セルフマネジメントのスキルとして配属後も活かせると思った」「これまでにない考え方をインプットできた」「今まで知らなかった自己に出会え、同期のバックグラウンドも知る機会となったので、自己理解と相互理解がどちらも深まった」という新入社員の感想もあり、手応えを感じています。

ME&WEワーク:ME=自分の価値観と、WE=アカツキの価値観が一致する部分を改めて考え、「1年かけて目指すもの」を考えるコンテンツです。MEを考える材料としては、ストレングスファインダーやデリバリングハピネスジャパンが提供しているバリューカードを用いて自分の価値観を見つめていきます。WEの材料としては、創業者2人による社史、アカツキのカルチャーブック「コトノハ」、先述の「7つの習慣」など課題図書などを用意し、理解を深めます。
さらに、理解を深めるために「同期からのGIFT」という時間も作りました。これは同期数名でグループを作り、その時点で見えているME&WEについて相互に意見交換や質問をしあう時間です。他者の意見や視点を知ることで、自己理解も相互理解も深めることを狙いとして設計しました。
結果、アウトプットとしてまとめてもらった「1年かけて目指すもの」は非常に個性溢れるものとなりました。社会人1年目、壁にぶつかったときには、ここに戻ってきてほしい、そんな風に思っています。

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多くの先輩社員をオンライン研修に巻き込み、つながった


研修内の先輩社員とのつながり:以前の設計では、研修に登場する先輩社員は、創業者を入れても5名程でした。先輩社員とのつながりは、研修ではなく、ランチや懇親会などの時間で自発的に創っていってほしいと考えていたのです。しかし、オフコミュニケーションありきの設定がなくなったことで、オンライン研修で先輩社員との接点を増やすことにしました。

具体的には、事業部や職種をまとめるメンバーと直接対話する「GMトーク」、またGMトークを参考に、今度は新入社員が自分たちて各プロジェクトのリーダーにインタビューをしにいき、発表するという課題「PLトークを発表せよ!」、そして先輩社員から1年目に大切にしていたことを聴くことができる時間「先輩からのGIFT」。これらのコンテンツに参加してくれた先輩社員は約20名にのぼり、当初の予定から大幅に接点を作ることができました。
また、多くの先輩から話を聴けたことで、自分のキャリアや目指す姿を明確にできたという感想も複数あがっていました。

涙した「この会社を選んだ自分を、ほめたいと思う」の言葉

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基礎研修の最終日、ある新入社員が「この会社を選んだ自分をほめたいと思う」と言ってくれました。この時、気を張って走り続けていた気持ちがほどけ、涙が出てしまいました。
結果的に当初の研修プログラムよりも濃度の濃いものにできたと自負しています。「いい時間になった」と胸を張れるのは、前編でお話したように、何よりも新入社員たちのポジティブな姿勢・適応力・団結のたまもの。みんな本当にありがとう!
そして、突然の依頼にも関わらず快く協力してくれた先輩社員たちにも本当に感謝しています。

早くも「来年はもっとこうしたらいいんじゃないか」という気持ちがわいてきて、うずうずしています。前年を超える研修を目指して、私自身も“Limitless”に進んでいこう、そんな気持ちです。

今年の新入社員研修はまだ終わっていません。ゴールデンウィーク明けからはアカツキらしく「ものづくり研修」がスタートします。こちらの様子も機会があればお話したいと思います!

お読みいただき、ありがとうございました。

文:アカツキ 人事・広報部 小原 彩

アカツキ note編集より
新入社員に向けて設けたテーマ “Limitless” が、まさに自分に降りかかってきた育成担当者の奮闘をお届けしました。一度も同じオフィスに集うことなく、濃い時間を共にしている同期・先輩の関係性は例年の絆よりも強くなるのでは。そんな期待も感じます。

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